クライアント概要
Hotter社は生産技術と世界規模の生産設備に強みを持つ英国最大の靴メーカーです。
Hotter社は実店舗での靴のフィッティング体験と同水準の専門性とサポートをオンラインで提供することを使命として急成長しているブランドです。
Lumarの効果
Hotter社はLumar(旧DeepCrawl)を活用したHTTPSへのサイト移行後、オーガニック検索において以下のような前年比の改善を実現しています。
- 収益:39%アップ
- 取引量:37%アップ
- セッション:30%アップs
課題
Hotter社のSEOとCROの担当者であるNiall Brooke氏は、サイトのセキュリティにターゲットを置くことでUXを改善したいと考えていました。
Hotter.comでは決済ページ以外はまだHTTPプロトコルを利用しており、顧客のスムーズな購入に支障をきたす可能性があるという問題を抱えていました。これは、ChromeブラウザがHTTPページのアドレスバーに”保護されていない通信”というフラグを立てるようになったためです。加えて、GoogleがHTTPSの保護されたサイトの順位を優先付けるため、サイトがHTTPであるということは、検索結果での順位表示で不利になってしまうという欠点もあります。
Hotter社は、利用者が取引を行う前から、取引に関する重要な情報が安全に利用されることを理解して安心して取引を行える環境を整備しようと、サイトのHTTPSへの完全な移行を決断しました。また、検索順位の向上によって新規の見込み客への露出ができるため、HTTPSへの移行はメリットが大きいとの判断も背景にはありました。
解決策
HTTPSへのサイト移行
以前からLumarを使ってサイトの技術的健全性を見続けてきたNiall氏のチームは、Lumarの提供するさまざまなレポートを利用してHTTPからHTTPSへのサイト移行をスムーズに実現しました。
サイトを移行する前、Niall氏はステージング環境でのクロールを行ない、以下のような問題がないか検証しました。
- HTTPSにリダイレクトされていないHTTPページ(HTTPページのレポートを利用)
- HTTPリソースを含むページ(混合コンテンツのレポートを利用)
- HTTPへの内部リンクがあるページ(プロトコル間のリンクのレポートを利用)
問題を検出すると、Niall氏は同社プロジェクトの開発担当のDam Shaw氏に問題を報告し、移行が本番環境に反映される前に修正依頼を行うことができました。
Lumar導入の効果
Hotter社がLumarの多数のレポートを活用してサイトのセキュリティとUXを改善し、以下のような結果を実現しました。
- オーガニック検索からの収益を前年比で39%増加
- サイト全体でのオーガニック検索からの取引量が前年比で37%増加
- オーガニックセッションが前年比30%増加
Lumar独自の分析によりオンラインのユーザー体験を改善する方法を見つける
Hotter社が行ったようにサイトのUXと収益を改善するには、ぜひLumarをご利用いただき、サイトの技術的健全性を見つけて修正してください。