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マーケティング企業「Performics」への導入事例

performics case study photo

 

代理店概要

Performics社は、57ヶ国で事業を展開するフルサービスのマーケティング企業です。
トルコのPerformics社のクライアントであるOtoshops社のサイトを担当するのは、Sinan Yesiltas氏とOkan Kortan氏の2人のエキスパートです。Sinan氏はSEO領域で6年以上の経験があるSEOマネージャーであり、特にECサイト構造を最適化する専門家、Okan氏はトルコ最大のECサイトへのコンサルティングサービスを提供し続けるSEOとコンテンツの専門家です。
 

クライアント概要

Otoshops社はトルコで信頼を置かれる中古車マーケットプレイスで、さまざまな都市で高いレベルのサービスを提供している16社の認定ディーラーによって構成されています。
2017年にOtoshops社が開発し在トルコPerformics社の協力により最適化対策をとられていたこのサイトは、現在完全なレスポンシブ対応かつモバイル最適化されたものとなっています。そのサイトでは、すべてのメーカーの多様なモデルの車を、簡単に見つけることができます。
 

Lumarの効果

Lumar(旧DeepCrawl)を使うことにより、Otoshopsはオーガニック検索で下記のような結果を実現しました。

前年比オーガニックセッション数 +82%

Performics - Organic Traffic Increase
 

課題

最初のクロール結果により、サイト全体の30%がステータスコード200以外のページであるということと、重複したページが多数あることが明らかになりました。
Performics社はLumarのレポートでクロールのパフォーマンスが不十分だと把握してから、サイトのリンク構造を再構築して車のブランドや個別モデルのページに注力する方針に決定しました。
Performics - Page Breakdown
特定した重要な問題には以下のようなものがあります。

  • 200以外のページ:Lumarのレポートを使うことで、Performics社はかなりの数のリンクが不要なリダイレクトとなっており、それがOtoshopsのクロールの質とページ速度に悪影響を及ぼしているというが分かりました。また、重要なページに多数の壊れたリンクが含まれていることが分かりました。
  • 重複したページ:また、すべての広告ページに完全に重複したページがあり、そのページがGoogleによってクロールおよびインデックスされているため、クロール上の問題とコンテンツの重複が発生していることが分かりました。
  • クロール深度:サイトにたくさんのコンバージョンをもたらしているランディングページの多くのクリック深度が100を超えていました。このせいで、これらページがユーザーにも検索エンジンにも発見されない場所にあるという問題が起こっていました。
  • 内部リンク構造:サイトの内部リンク構造を見直してみたところ、Performicsは、SEOトラフィックを生み出す可能性が低いページに、主要なブランドページよりも多くの内部リンクが設定されていることを発見しました。

 

解決策

月次でクロールを行う中で特定した問題に基づいてページをフィルタリングすることで、PerformicsはLumarが検出した様々なSEO上の問題に対処し、サイトの技術的な健全性やオーガニックなパフォーマンス改善を実現しました。Performics社のTogay Oztaskin氏はOtoshops社のシステムおよびプロセス責任者と協力することで、次のソリューションを実施することができました。

200以外のページ

Lumarのレポートによると、対応するべき最重要課題は、ステータスコード200以外のページに対処することであり、ここに対処することで大きな改善のチャンスがあるとされていました。最初のステップは、サイトから検出された不要なリダイレクトへマッピングが行われる前にクロールで壊れたリンクを修正することでした。

重複したページ

サイト上の重複ページを確認した後、Performics社はすべての検索エンジンがそのページにアクセスできないようにする前にGoogleのインデックス対象外にすることができました。

内部リンク

Lumarのレポートで簡単に識別できるサイト上にブランドページが多数あるため、Performics社は検索エンジンにどのページが最も重要なのか認識させることが難しいということが分かりました。そのため、Performics社の担当チームは内部リンク構造の最適化を行い、重要なページにシグナルを送ることで、検索エンジンとユーザー両方がスムーズにサイトを巡回できるようにしました。
これら3つの重要な指標の分析に加え、Performics社はLumarを活用して以下のような数多くの問題を検出、対処することに成功しました。

  • 薄いコンテンツページの改善
  • メタタグ(title, description)の最適化
  • サイトマップの最適化
  • ページ速度の向上
  • パンくずリストの適用
  • Schema.orgの実装

 

Lumar導入の効果

ステータスコード200以外のページおよび重複ページの修正に加え、内部リンク構造の最適化や月次のレポーティングを利用することで、Otoshopsのサイトのオーガニック検索からのセッション数が昨年比+182%にまで増加しました。
Performics - Organic Traffic Increase YOY
加えて、ステータスコード200のページは58%から80%に増加しました。
Performics case study - 200 Page Improvement
Lumarは、Performics社のチームが監視目的で利用するコアツールであり続けると同時に、Webサイトの技術的パフォーマンスを当チームがより深く理解できるようサポートし続けます。

Lumar(旧Deepcrawl)はGooglebotを理解するために役立つ情報を提供してくれています。 Lumarで技術的な成果を明確に得ることができたことに感謝しています。

Sinan Yesiltas – Performics トルコ SEOマネージャー

 

サイトのモニタリング方法と技術的健全性の改善方法

Performics社がクライアントに対して行なったように、問題を効率的に特定し、その対策を行うことにご興味があれば、ぜひLumarのwith our free trialをお試しいただき、サイトの技術的問題の検出と修正に活用してください。